ナレッジマネジメントとは業務効率や高い生産性を得るものです

July 21, 2016

知識や技術の重要性が高まっています。企業業績を向上させるためにも、企業の安定性を高めるためにも、知識や技術を活かすことに注目が集まっています。既に多くの企業が知識や技術を経営に活用するナレッジマネジメントを導入しており、導入を検討している経営者の方も多いです。ナレッジマネジメントとは、人間の持つ暗黙知と形式知の2つの知識を経営に活かす考えです。製品などのシステムを導入するのではなく、業務全般のプロセスを改善する企業システムを指します。

ナレッジマネジメントを導入する際には、3つのことに注意をする必要があります。1つ目の注意点が、いきなり全社展開をしないことです。特に社員個人の力に頼っている企業は要注意です。ナレッジマネジメントは、従来の仕事の仕方を大きく変えます。社員全員の能力を引き出す仕事の仕方になるため、個人能力で働く社員が反発する恐れがあります。優先度が高い事業や新規事業からナレッジマネジメントを導入し、まずは実績を作っていくことが重要です。

2つ目の注意点が、暗黙知と形式知のどちらも利用することです。既に形式知は、多くの企業が利用しています。図や表でまとめられた形式知を理解することで、経験が少ない社員でも即戦力にできます。しかし、なぜその形式知が作られたのかは、暗黙知を知る必要があります。形式知が作られた背景や過程を把握することで、本当のナレッジマネジメントを行えます。暗黙知を知ることで、社員全員が時代の変化に合わせて柔軟に対応できるようになります。

3つ目の注意点が、現場中心のシステムを構築することです。ナレッジマネジメントは経営に知識や技術を活かすものですが、その知識や技術は現場で生まれます。また、知識や技術を利用するのも現場です。生まれ出た知識や技術を的確に捉え、知識や技術を必要とする現場に最適な形で提供する必要があります。現場の社員が知識や技術を活かす、生み出す、継続することこそ、ナレッジマネジメントの真骨頂です。普段の業務に溶け込むようなシステムを導入し、社員が自然と利用できるようにしましょう。